介護施設 種類

介護施設の種類

私が特別養護老人ホームで働いていたのは20年以上も前になります。

 

新設の老人ホームでしたので、50床のベッドは空きがたくさんありました。
ですから入居希望者があると、入居のための面接を行うのです。
当時寮母・寮夫と呼ばれていた介護職の人間と、寮母長・ナース・生活指導員のうち2〜3名が入居希望者の元へ行って、面接を行うのですが、ほとんどの希望者は自宅での面接でした。

 

多くのかたが怪我や病気が原因で「寝たまんま状態」から「寝たきり状態」となり、介護が必要となってしまったケースが多かったですね。
療養中でも動かせる部分は動かすようにして、元の生活に近い状態に戻れるようにリハビリや介護が必要だったのですが、誰からのアドバイスも手助けも無く、自宅での介護には限界があったでしょう。

 

当時は「介護は自宅で行うもの」という考えが強く、親を老人ホームに入れることに抵抗があったようです。

 

自宅での介護は主に妻が行い、家事と介護で朝から晩まで休まりません。ストレスと疲れが溜まります。また、介護される方は自由に動けない、気持ちが伝えられないなどでストレスが溜まり、「あれをして、これをして」と要求はエスカレート。
みんな疲れてしまいます。

 

面接で対面すると、入居希望者も家族も疲れ切った顔をしているケースがほとんどでした。

 

当時は訪問介護を利用する人も少なく、デイ・サービス、ショート・ステイってなに?という人も多く、それに老人ホームに「入れられる、入れる」ということは、「捨てられる・捨てる」という意識が本人達や、社会にもあったような気がします。

 

現在では、介護保険によって施設の利用がしやすくなりましたし、介護施設や利用者も増えました。
それになんと言っても、介護施設を利用することに暗いイメージがなくなったのではないかと思われます。

 

それでは介護施設にはどういったものがあるのか紹介しましょう。

 

老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
65才以上で、自宅での介護が困難で要介護3以上に認定された人が対象。

 

老人保健施設
65才以上の要介護認定者で、リハビリと介護が必要な人が対象で、老人リハビリ病院と言われている。

 

以上の施設は要介護1以上ならば直接施設に申し込みをして利用できる。

 

養護老人ホーム
65才以上で、低所得や心身の障害により家庭での養護が困難と認められた人が対象。入所の可否は福祉事務所が決める。

 

軽費老人ホーム
低額な料金で入所でき、日常生活に於いてその人に必要な対処を行う。

 

グループホーム
認知症の要介護者が少人数で共同生活を送れる施設。

 

有料老人ホーム
利用料金は使用者が負担。食事の提供や、日常生活に於いてその人に必要な対処を行う。自立した人、要介護者向け。、

 

ケアハウス
1人暮らしに不安がある高齢者向けの集合住宅。自立した人が多く利用。

 

老人短期入所施設
ショートステイ施設。

 

小規模の有料老人ホームやケアハウス・認知症のためのグループホームもなどで、入居定員数が29人以下で、一定の基準を満たしている地域密着型特定施設は、市町村の介護保険担当窓口で紹介してもらえます。

 

様々な種類がありますので、介護される人、家庭の状況に合った介護施設を選びましょう。

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