施設の教育体制

施設の教育体制

施設の医療、介護、事務職員の教育はとても重要なことです。

 

施設の特徴、個性、売りにしているものを職員たちに理解させ、それを実行させなければいけません。
利用者への対応では、挨拶・言葉使い、一人一人に対する個別対応の浸透など。
介護の人間であっても、医療の知識が必要になるので看護師や、医師からの指導が必要になります。

 

私がいた特別養護老人ホームでは、開設したばかりで全てが手さぐり状態でした。

 

介護スタッフはそれぞれの考えで動いていましたね。
自分で考えて、行動するということはとても良いことだと思います。

 

この現場では自分で考えて咄嗟に判断をして、自分の責任で行動に移すということを学ぶことができました。退職後に一般企業へ再就職したときは老人ホームでの経験がとてもいかされました。
が、老人ホームはチームワークがとても大事なのです。それではいけないのです。
「ホウレンソウ」が出来ていないと、大変なことになります。

 

それぞれが自分なりの対応をしていれば、利用者の命に係わることになりかねません。

 

利用者は「あの人はこうやってくれた、あなたはやってくれない。どういうことなの?」と不満がたまり、クレームにも繋がります。そしてこれが原因でスタッフ間の人間関係が悪くなったこともありました。

 

介護のリーダーや看護師からの指示は申し送りで伝えられるのですが、公休や夜勤、遅番は申し送りに出られない為に、指示が行きわたらず「聞いてないよ」ということもありましたね。
「言った、言わない」の口論がしょっちゅうです。

 

職員間のトラブルや、統一されていない対応、人としての教育がされていなければサービスの質が悪くなりますし、施設のレベルも低くなります。

 

開設して、初めての監査では施設職員の教育面で多くの指摘を受けたそうです。

 

指摘後、週1回の介護、看護、清掃、厨房、デイサービス、事務を合わせた全体会議を行い、問題点、改善案、疑問、個別対応の徹底などを話合うようになり、話し合われた全てを文書にして回覧を回し、介護方法で良い提案があれば、それを実施して意見を交わして決定するなどの改善をしました。

 

これ以降は、介護と利用者、介護と家族、介護と他部署、介護スタッフ間のトラブルが少なくなりました。

 

私がこのホームで働いていたころは教育と言えば、内部の職員だけでのものでしたが、退職後は専門家や教育のプログラムを提供する会社も利用したそうです。

 

他の施設の状況、成功例、利用者心理、介護側の心と体のケアなどの勉強会や、介護の手順や対応の指導を受けて現在はとても評判の良い施設になっています。

 

教育は施設にとっても、働く人達にとっても、利用者にとっても大切なことなんですよね。

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